2018/07/04 D1アカデミー定例会
デザイン界のトップリーダー 篠塚正典 登壇
長野オリンピックのエンブレムができるまで
~アイデアはこうして生まれる〜
■ D1定例会 2018年7月 概要
- 特別講師:篠塚 正典(しのずか まさのり)
-
日時:2018年7月4日(水)
- 会場:汐留ビジネスフォーラム
- 主催:Discover No.1 Academy
定例会レポート
2018年7月の定例会は、
商業デザイン界より篠塚正典氏がご登壇。
長野オリンピック(1998年) のお花のように美しいシンボルマークを、
記憶されている方も多いことでしょう。
そのデザインが産み出されるまでの
想像を超える大変な工程の分析を聞くことで
ビジネスの発案を現実に落とし込んで
ユーザーに100%満足していただく
デザインシンキングの考え方を
深く学ぶことができました。
ユーザーに100%満足していただく
デザインシンキングの考え方を
深く学ぶことができました。
D1会としては、初めての分野のお話でしたが、
逆に新鮮で、会員のみなさんもご自身の仕事と重ねながら
客観的に分析することができ、
「ベストにさらに磨きをかける」という
ブラッシュアップの大切さを思い知ることができました。
篠塚氏は、一見同じように見える2つのデザインを左右に並べ、
なぜ誰もが、片方に好印象を受けるのかをわかりやすく解説。
美的世界は、「センスがいい」 のひと言で片付けられてしまいがちですが、
その「センスの良さ、心地良さ」 にもデザイナーの緻密な計算と意図がある、
ということには、目から鱗!
その点にもビジネスアイデアが凝縮されていました。
今回は質問タイムもたっぷりと取ることができ、
会場からは、さまざまな質問が出されました。
そのひとつひとうに真摯に応対される篠塚先生のお人柄に敬服致し ました。
「オリンピックは、銅メダルまであるが、
デザインには、一番しかない!」
「シンボルマークは、究極のミニマリズム!」
……などのお言葉にも感銘を受けました。
篠塚先生、本当にありがとうございました。
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