2018/11/07 D1アカデミー定例会

2018/11/07 D1アカデミー定例会
三菱岩崎家の末裔 木内孝胤氏 登壇

三菱創業家岩崎弥太郎の玄孫、元国会議員が語る
「官僚統制型の 経済システムとゼロ成長」

■ D1定例会 2018年11月 概要

  • 特別講師:木内 孝胤(きうち たかたね)
  • 日時:2018年11月7日(水)
  • 会場:汐留ビジネスフォーラム
  • 主催:Discover No.1 Academy

定例会レポート

2018年11月の定例会は、木内孝胤氏のご登壇。
複数の企業の代表、顧問、役員を務める氏は、
三菱財閥の創始者である岩崎弥太郎の玄孫で、
日本資本主義の父、渋沢栄一とも親戚にあたるという、
明治以降の日本の経済界を支えてきたファミリーのご出身。
三菱銀行、メルリンチ証券を経て、
経済学者ハイエクの「中央銀行不要論」に影響を受け、
民主党から出馬し衆議院議員へ。
そして、希望の党へ。
戦時下の統制経済の影響をいまだに受けて、
様々な規制で雁字搦めになっている政府を小さくして、
個人の自由を尊重した経済の仕組みを構築したい!
と、熱く語っていただきました。
新しい経済の仕組みのひとつとして話題になっている仮想通貨は
もっと活性化してもいいが、
利用者の保護の仕組みを
しっかりと作っていかなければならないし、
55%かかる税金逃れのアングラなお金を
どうするのかなどの課題が山積み!
ベーシックインカムも、
国民一人につき毎月一律7万円なら
今すぐにでも実現可能!
ZOZOTOWNの前澤社長のように、政府より先に、
自分の会社の中でベーシックインカム的な仕組みを
実践していこうとする経営者も出てきている。
世界の80%の人々が、
預金通帳を持っていない現状の今、
古い法律や仕組みを改正することが大切。
身動きが取れない日本より、
むしろ仕組みができあがっていない国の方が、
仮想通貨などの新しい仕組みが普及しやすい!とも。
わたくしは仮想通貨を利用していませんが、
間もなく全てが銀行の傘下に入るようになり、
コンプライアンスの安定はしてくるが、
投資ベースの活性度は鈍くなるような気がします。
どうあれ、人ごとではなく、
もはや、中国を追い越そう!なんていう気概のある人は
どこにもいない。
中国を追い越すには、
毎年7%の経済成長率を出さなければなりません。
世界水準から取り残されつつある日本のGDPを考えると
日本がどうやって経済を立て直していくのか、
まさに岐路に立たされていることを、
実感した定例会となりました。
講演後は、木内先生を囲んで、飛岡塾長、岩間副理事長と
夜遅くまで、日本経済活性化論議に花が咲きました。

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