D1アカデミーブログ

2018/09/19 D1アカデミー定例会

2018/09/19 D1アカデミー定例会
元公安調査庁本庁調査第二部長   菅沼光弘 登壇

情報とリスクをマネジメントせよ
~インテリジェンスのプロが語る情報管理と危機管理術〜

■ D1定例会 2018年9月 概要

  • 特別講師:菅沼 光弘(すがぬま みつひろ)
  • 元公安調査庁本庁調査第二部長
  • 日時:2018年9月19日(水) 
  • 会場:汐留ビジネスフォーラム
  • 主催:Discover No.1 Academy

定例会レポート

2018年9月の定例会は、
元公安調査庁の実戦部隊のトップで
「日本最後のスパイ」とも呼ばれる
菅沼 光弘氏をお招きして
アメリカと世界情勢の裏側から見た関係性を
興味深く学ぶことが出来ました。
菅沼氏いわく、裏も表も全てのことを知ること、
そうすることで時代の潮流を把握することが
情報機関の大切な役割。
CIAなどの国家情報機関は、ロシアでもアメリカでも
その国の最も頭脳優秀な人材が配置される部門。
日本の公安調査庁は、レベルが低くなっていると。
権威を駆使できる警察官と
ほとんど法的効力を持たない公安調査官の
インテリジェンスは全く違うもの。
本当の情報は、人が喜んで話してくれるものの中にある。
権力で無理やり話させた情報には、価値がないと。
東大法学部をご卒業後、
ふとしたことから公安に就くことになり
ドイツ語も喋れないのに、いきなりドイツに赴任命令。
日本人と接触することも固く禁じられ、
しかもドイツの大学で1年間ロシア語を学ばされ……と、
何が何だかわからないまま、
次々と任務を遂行していく……。
まるで映画「ミッション・インポッシブル」を彷彿とさせるような
ご自身の公安調査官になるまでの経緯までも
ユーモアを交えながら、詳しくお話ししてくださいました。
財政赤字が107兆円を予想されるアメリカ。
過去も現在も、自国の財政バランスのために、
基軸通貨(=世界経済の取引のベースとなる通貨)を
米ドルに保つためならあらゆる手段を講じて来る。
戦争をするには議会の承認がいるアメリカは、
上手く裏から仕掛けて世論を動かし、
大義名分をつくりあげ、議会の承認を得て、戦争をする。
かつての真珠湾攻撃からの日本との大戦も、
近年のイラク戦争もしかり。
すでに中国は、
先進国諸国の自国への進出と引き換えに、
最新技術の特許などをを効率よく奪う方法で
世界の知的財産権を侵害している。
さらに、ロシアと軍事的にも結びつきを強くして
アメリカを脅し、中国元を基軸通貨にしようとしている。
北朝鮮問題も転がしながら、
アメリカは、どう出て来るのか?と観察中……
このように基軸通貨の主導権(=経済の中心)という視点から
世界情勢を考えると
断片的なニュース報道からは見えないものが
自ずと見えて来る気がしてきました。
今回も沢山の学びをありがとうございました。

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